2009年10月05日

目があきました

富姫の子たち、2〜3日で目があきました。
表情ゆたかに、かわいく成長しています。

くずちゃんが、誕生してから5日くらい体重が増えず、
シリンジで哺乳しても少ししか飲んでくれないので、
今回、はじめて獣医さんにカテーテル哺乳を教えていただきました。

胃まで細いチューブをいれて(胃カメラ飲むみたいな感じ?)、
胃に直接ミルクをいれるのですが、
子猫の持ち方、チューブの入れ方も最初はおっかなびっくり。
(左手の小指と薬指で子猫の首をはさんで身体ぶらさげ、
 中指と親指で口こじあけて、ひとさし指で頭固定して、
 右手で、チューブを飲ませていくのです)

120gの子猫に、1回7ccもミルクいれるので、
おなかぽんぽこりんです(笑)

その後、体重の増加に伴い、ミルクの量もふやしたところ
今度は下痢してぐったり。
半日入院で、補液、注射、酸素吸入していただいたところ、
すっかり元気になり、今ではすっぽんみたいに
富姫のおっぱいに吸い付いています。もう一安心。

富姫の子たち(桜姫&ヒデキの初孫)、かわいくてかわいくて、
全員残したいところです。
2頭くらいだろうと予想していたので、全員残す予定でしたが、
いくらなんでも4にゃんは無理よねぇ……。
posted by rien at 20:49| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ●富姫のこねこたち090925 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

富姫のこねこ誕生♪

P9253281.JPG

9月25日朝6時半〜10時頃にかけて
富姫が元気な子猫を産んでくれました。
華奢な身体で頑張ってくれました。

以前にも一度妊娠したのですが、
難産で帝王切開、結局赤ちゃんは助からなかっただけに、
安産で全員無事に誕生したことがとっても嬉しいです。
100〜120gで誕生した子猫たちは
元気におっぱい争奪戦を繰り広げています。

今回のこねこたちは、イネスの子と合わせて7頭なので
秋の七草から仮名をつけました。
(命名:トミにゃんさん)

私の大好きな『天守物語』(泉鏡花作)の中では、
富姫の女中・侍女に秋の七草の名前がついているんですよ。

幕があくと、女の童たちの歌う
「とおりゃんせとおりゃんせここはどこの細道じゃ」が流れ、
侍女たちが、白鷺城天守閣の上から白露を餌に秋草を釣っています。
そこへ、案山子に借りた箕笠をまとった富姫が
雲に乗って帰ってくる、という幻想美。
この作品世界の美しさ、ひとつひとつの台詞の美しさは
とても私の言葉で説明できるものではありませんが、
映画化(演出・主演:坂東玉三郎)されて、
レンタルビデオ(DVD)もあると思うので、
皆さんにも是非ご覧いただきたいです。

富姫のこどもたちに、秋の七草の名前、というのは
私的には、最高に洒落ています(笑)。
この子たちの成長、とってもとっても楽しみです!
posted by rien at 16:03| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ●富姫のこねこたち090925 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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